♨ 温度
48°C
⛰ 標高
53 m
⚗ pH
8.8
💧 TDS
2100 mg/L
🌊 流量
55 L/s
📅 開設
1941
✓ 確認日 2026-07-22
Termas del Daymánはウルグアイ・Saltoに位置する硫黄泉・塩化物泉。源泉温度は48℃の豊かな温泉水が湧き出る。泉水はアルカリ性(pH約8.8)の泉質、塩化物泉・ナトリウム泉を豊富に含む、総溶解固形物2100 mg/Lが特徴だ。1941年創業。リウマチ療法・皮膚科治療・消化器療法など多様な温浴療法が行われる。施設では入浴・屋外プール・水治療法などが体験できる。
| Fluoride | 7.8 mg/L |
| Chloride | 650 mg/L |
| Sodium | 480 mg/L |
| Bicarbonate | 390 mg/L |
| Silica | 28 mg/L |
テルマス・デル・ダイマンは1941年、石油探査のための試掘作業中に発見された。これは南米の自噴式温泉によくある発見の経緯で、石油探査技師が偶然深部の地熱帯水層を掘り当てたケースである。ウルグアイ政府はその療養価値を即座に認識し、この地を公共温泉保養地として整備した。これはこの国の進歩的な社会福祉の伝統を反映するものであった。この施設は、現在国内で16か所の主要な温泉保養地を有するウルグアイの近代的な温泉観光産業の発展に大きく貢献した。
ウルグアイの温泉文化は、ヨーロッパのエリート主義的な温泉伝統とは一線を画す、際立って民主的で社会的な性格を持つ。ダイマンの施設は家族向けの目的地であり、三世代が同じ温泉プールを共有する場であって、屋外での共同入浴の伝統は現代ウルグアイの社会生活の中核をなしている。「テルマス・ウィークエンド」、すなわち家族や友人と温泉施設へ短期間出かけるという概念は、リラクゼーションと健康、そして家族の絆を組み合わせた、現代ウルグアイ生活を特徴づける文化的儀礼である。
ウルグアイの地熱資源は国内法(法律18.597号)のもとで管理されており、温泉水を公共資源として扱うことで民間による独占を防ぎ、保全条件付きの採取許可を義務付けている。ダイマンの帯水層は国家水資源局(DINAGUA)によって監視されており、源泉の圧力と鉱物成分を半年ごとに測定している。この野外施設では、常温プールの補助加温に太陽熱を利用し、フッ素含有量の高い天然プールについては化学薬品を一切使わない処理方針を採用している。