♨ 温度
52°C
⛰ 標高
740 m
⚗ pH
6.2
💧 TDS
890 mg/L
🌊 流量
multiple wild sources (kakke-nagashi)
📅 開設
Edo period (17th century)
✓ 確認日 2026-07-22
Nyuto Onsenは日本・Akita Prefecture, Tohokuに位置する硫黄泉・炭酸水素ナトリウム泉。源泉温度は52℃、標高740mの地に湧出する。泉水は中性に近い(pH約6.2)の泉質、炭酸水素塩泉・ナトリウム泉を豊富に含む、総溶解固形物890 mg/Lが特徴だ。数世紀にわたる歴史を持つ。皮膚科治療・リウマチ療法・循環器系など多様な温浴療法が行われる。施設では露天風呂・混浴・湯めぐりパス(複数旅館めぐり)などが体験できる。
| Sulphur (H2S) | 3.2 mg/L |
| Sodium | 198 mg/L |
| Bicarbonate | 412 mg/L |
| Calcium | 44 mg/L |
| Silica | 68 mg/L |
| Iron | 2.1 mg/L |
乳頭温泉は、日本で最も保護された高地の原生地域のひとつである十和田八幡平国立公園の中に位置している。七つの宿を取り囲むブナ林は、東北の白神山地生物圏保存地域の一部である。七湯の中で最も古い鶴の湯は、江戸時代初期(1638年頃)から途切れることなく営業を続けており、その茅葺きの農家造りの建物は、日本に残る伝統的な山宿建築の最後の例のひとつである。七つの独立した宿すべてで共有される「湯めぐり帖」の仕組みは、日本の観光政策で研究される協働的な温泉管理のモデルとなっている。
乳頭のアイデンティティは、その人里離れた立地と切り離すことができない。七つの宿は大規模な開発を一切許してこなかった——自動販売機もカラオケもなく、ほとんどの部屋にテレビもない——この意図的に守られた隔絶性こそが、この地の決定的な魅力となっている。共通入浴パスは商業的な理由からではなく、宿泊客にこの一帯の多様な湯の個性を余すことなく体験してもらうために導入された。冬、鶴の湯の混浴露天風呂から白い硫黄の湯気が杉林と雪の中へ立ちのぼる光景は、世界の人々にとって野趣あふれる日本の温泉文化を象徴するイメージとなっている。
乳頭の七つの宿はすべて、ポンプも再加熱も化学処理も行わない「かけ流し」方式で運営されており、湯は一度使われると自然の排水路へと直接流れ出ていく。この一帯への車両アクセスは一本の山道に限られており、それが自然に来訪者数の上限となっている。周辺の国立公園は、森林緩衝地帯内での商業開発を禁止している。「湯めぐり帖」は来訪者の流れを七つの宿すべてに分散させ、最も有名な鶴の湯への過度な集中を防いでいる。
ウェブサイトwww.nyuto-onsenkyo.com
住所Tazawako, Senboku City, Akita Prefecture 014-1201, Japan