♨ 温度
87°C
⛰ 標高
0 m
⚗ pH
6.8
💧 TDS
3200 mg/L
🌊 流量
140 L/s
📅 開設
Ancient Roman period
✓ 確認日 2026-07-22
Terme di Ischiaはイタリア・Campaniaに位置する硫黄泉・塩化物泉。源泉温度は87℃の豊かな温泉水が湧き出る。泉水は中性に近い(pH約6.8)の泉質、塩化物泉・ナトリウム泉を豊富に含む、総溶解固形物3200 mg/Lが特徴だ。ローマ時代から続く歴史的温泉地。リウマチ療法・皮膚科治療・呼吸器療法など多様な温浴療法が行われる。施設では入浴・泥療法・吸入などが体験できる。
| Chloride | 1840 mg/L |
| Sodium | 1050 mg/L |
| Sulphur | 18 mg/L |
| Bicarbonate | 420 mg/L |
| Calcium | 290 mg/L |
イスキア島の温泉の歴史は二千年以上に及ぶ。ローマ人はこの島をアエナリアと呼び、紀元前1世紀に最初のテルマエ(浴場)をここに設けた。18世紀にはナポリ王フェルディナンド4世がこの島に王室専用の温泉宮殿を建てた。島内にある29の温泉パークは、1930年代に遡るイタリア厚生省の許可制度のもとで保護されている。
イスキア島の温泉文化は、「ドルチェ・ヴィータ」的な癒しの地としてのアイデンティティと切り離すことができない。島の人々は何世代にもわたりバルネオセラピー(温泉療法)を実践し、火山泥の塗布、日の出とともに泉に浸かる習慣、フィッシュスパの儀礼といった伝統を受け継いできた。この島は、その癒しの水で休息を求めて訪れたW・H・オーデンやトルーマン・カポーティをはじめとする作家や芸術家たちに着想を与えてきた。
イスキア島の地熱システムは完全に自然由来であり、外部からの加熱を必要としない。島の自治体は帯水層の圧力を維持するため、源泉の採取量に厳しい制限を設けている。いくつかのパークは施設の建物を太陽光発電に切り替えており、島の海洋保護区はポシドニア海草藻場を守るため沿岸部の温排水区域を制限している。