Photo by Evelyscher, via Wikimedia Commons (CC BY-SA 4.0)
🇮🇹 Italy · Campania
♨ 温度
83°C
⛰ 標高
—
⚗ pH
7.58
💧 TDS
—
🌊 流量
—
📅 開設
Greek colonization period; major development in Roman era
✓ 確認日 2026-07-28
カヴァスクーラ温泉は、イスキア島のマロンティ・ビーチ近くの渓谷に位置する天然洞窟群で、熱い湯の小川沿いを歩いて到達する。この場所の利用はギリシャによるイスキア植民地化の時代に遡り、ピンダロス、ホメロス、ストラボン、プリニウスの著作にも記述がある。ローマ時代にはキケロがこの渓谷の「沸騰する湯」について記している。中世にはアンジュー家の貴族がこの浴場を利用し、アラゴン時代にはアルフォンソ王自らが湯を試し、追加の洞窟を掘らせたと伝えられる。医師ジョヴァンニ・エリジオが1519年に著した論文『Succinta instauratio de Balneis』により、ナポリから多くの人々が訪れるようになった。湯は源泉で83℃の高温で、pHは7.58と測定されており、塩化物・臭素・ヨウ化物・重炭酸塩・アルカリ性泉に分類される。
カヴァスクーラという名称は、ギリシャ語の「カウソス」と「クーレ」に由来し、「極度の熱」を意味する。この場所には、ギリシャ古代からローマ、アンジュー、アラゴンの各時代にわたる連続した記録があり、アラゴンのアルフォンソ王が自ら湯を試した後に追加の洞窟を掘らせたという逸話も残る。
医師ジョヴァンニ・エリジオが1519年に著した浴場に関する論文はナポリから訪問者を引き寄せ、中世の記録にはアンジュー家の貴族や戦傷を負った患者たちが洞窟で治療を求めた様子が描かれている。これはこの地における初期の医療観光の一例といえる。
ウェブサイトcavascuraterme.it
住所Cavascura valley, near Maronti Beach, Barano d'Ischia, Ischia island, Naples province, Campania, Italy